仮想通貨イーサリアムクラシックが前日比20%高騰、9月に大型アップグレード「アトランティス」控える
- イーサリアムクラシック(ETC)が高騰
- 時価総額14位のイーサリアムクラシックが前日比一時20%ほど高騰した。9月17日に控える大型アップグレード「アトランティス(Atlantis)」における主要ハードフォークなどが上昇要因と見られる。
イーサリアムクラシック(ETC)が高騰
CoinMarketCap上で時価総額15位のイーサリアムクラシック(ETC)は、20日より高騰相場に転じ、一時39%ほどの上昇を記録した。記事執筆時点で前日比20.25%高を付けている。
ビットコインをはじめ、主要アルトコインが軟調な推移を辿る中、ETCの高騰理由は、来月に予定されている主要ハードフォーク(新たな通貨を生み出さないアップグレード)だと見られる。
予定日の9月17日(EST)は。6月のコア開発者会議で決められた日程で、実施するブロック番号は「8,772,000」と指定されている。
控えているアップグレードは、「アトランティス」と名付けられており、Ethereum Classic Labsによれば、「アトランティス」は、イーサリアム(ETH)で以前実施されたアップグレード「ビザンチウム」のプロトコルを採用する。これにより、ETCとETH間での相互運用性が向上し、チェーン同士でのコラボレーションも可能になるという。