米仮想通貨取引所コインベース、PCブラウザからdAppsへアクセス可能な新機能追加
- コインベースが新機能発表
- コインベースは23日、PCインターネットブラウザからdAppsを利用できる新機能を発表した。dAppsのサイトにQRコードを表示させ、コインベースのウォレットアプリでスキャンするだけで利用可能になる。
コインベースウォレットに新機能
米仮想通貨取引所コインベースのウォレットユーザーが、パソコンのインターネットブラウザから、コインベースがサポートするdAppsを利用できるようになった。
これは「WalletLink」という新しい機能で、コインベースのウォレットとdAppsを使うブラウザを安全に接続する役割を持つ。利用をするには、dAppsのサイトにQRコードを表示させ、コインベースのウォレットアプリでスキャンするだけだ。
以前コインベースのウォレットの利用はスマートフォン限定だった。パソコンを利用するユーザーは、ウォレットを利用するために、ブラウザの拡張機能をインストールするしかなく、秘密鍵をデバイス間でコピー&ぺーストして残高確認などの操作をするしかなかった。
ウォレットの利便性向上を望む声が多い中、コインベースも企業努力を重ねている。現時点で利用できるのは、DeFi(分散型金融)アプリ4種類だけだが、今後種類を増やしていく。またWalletLinkをオープンソースにし、dAppsの開発者が利用できる状態にもしている。
ブラウザの動作確認は、Google Chrome、Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Brave、Operaで済んでいる。利用できるブラウザも今後増やしていくという。
参考資料 : Coinbase