ビットコイン1万ドル回復も、ブライアンケリーが弱気予想に転じた理由を語る
- BTCが1万ドル回復、CNBCブラインケリー氏は弱気か
- 1万ドルを回復したビットコイン。ブライアン・ケリー氏は米CNBC経済番組で、ファンダメンタルズを示す「とあるデータ」の変化を懸念する。
BTCが1万ドル回復、ブラインケリー氏は弱気か
ビットコイン(BTC)は1万ドルを下回る急落から復調する形で上昇に転じているが、ブライン・ケリー氏は短期的に弱気相場になる可能性があると指摘する。これまで強気な見解を示していたケリー氏が、CNBCの経済番組で語った。
関連:局面間近のビットコイン(BTC)、弱気目線に支配される
ケリー氏は、6月に記録した年初来高値は、ファンダメンタルズが伴わずに急ピッチな上昇を記録したことから、7月からの下落基調に転じてしまった、と指摘。今後の弱気相場を危惧するの理由として、日次利用されているビットコインアドレスが7月より急落している事例を挙げた。
アクティブアドレスの減少している可能性には、おそらく機関投資家が現物ではなく、デリバティブを取引をメインに以降をしている状況があると見ている。
アクティブアドレス数の増加は、2018年12月〜2019年1月の間は価格が下落に転じながらも、大幅な増加傾向にあり、ケリー氏は上昇に転じるサインとして指摘していた。
その理由を、「(アドレスの増加は)新しいお金の流れだ。そのため、実際にアドレスの増加が見られることが必要だ。」とニューマネーに関わる指標としている。
今後の強気相場を示唆した指標として機能したアドレス数の変化が、再び方向性を変化させたことを危惧しているものだという。その上で、短期的なビットコイン相場は慎重に見ていきたいと語った。
参考:CNBC