日本発の仮想通貨プロジェクト、返金巡るトラブルで提訴か
- 日本の仮想通貨プロジェクト、返金巡るトラブルで提訴の動き
- 日本発の仮想通貨プロジェクトとしてICOを行っていたジュピタープロジェクトの関連会社が、投資家との間での返金に関するトラブルを起こし、提訴に向けた動きが起こっているとの報道がなされた。同プロジェクトは報道に対し、事実誤認であるとの声明を発表している。
日本発のICOを行ったジュピタープロジェクト、返金巡るトラブルで提訴か
ブロックチェーンを用いたセキュリティソリューションのサービスを開発、提供すると謳い、ICOを実施して資金調達を行っていたと見られるジュピタープロジェクトの関連会社が資金に関するトラブルを起こし、投資家らに提訴される動きがあることが分かった。
共同通信などが報じている。
ジュピタープロジェクトは独自仮想通貨を発行し、資金の調達を行うICOを行っていた。集金総額は10億円規模に上る可能性もあると報じられている。
一連の報道に関し、ジュピタープロジェクト株式会社は25日にウェブサイト上にて声明を発表し、報道の内容は事実誤認であり、報道で言及されている関連会社は存在しないとしている。
以下、お知らせ全文となる。
ジュピタープロジェクトについて
ジュピタープロジェクトは日本発のプロジェクトで、AIとブロックチェーンを融合することによって、様々な分野での情報の流出、漏洩を防ぐセキュリティソリューションの提供を目指している。
同プロジェクトのメンバーには元衆議院議員の松田学氏や、早稲田大学ビジネススクール大学院の元客員教授である伊藤秀俊氏などが名を連ねている。
一方で、同プロジェクトの公式ツイッターは去年の12月を最後に更新を停止しているほか、公式ホームページでも25日に出されたものを除くと、最後にお知らせが出されたのは今年の一月となっており、プロジェクトの進行具合は不透明な状態となっている。