仮想通貨イーサリアムクラシックが前日比20%高騰、9月に大型アップグレード「アトランティス」控える

/ 8月 23, 2019/ NEWS

イーサリアムクラシック(ETC)が高騰
時価総額14位のイーサリアムクラシックが前日比一時20%ほど高騰した。9月17日に控える大型アップグレード「アトランティス(Atlantis)」における主要ハードフォークなどが上昇要因と見られる。

イーサリアムクラシック(ETC)が高騰

CoinMarketCap上で時価総額15位のイーサリアムクラシック(ETC)は、20日より高騰相場に転じ、一時39%ほどの上昇を記録した。記事執筆時点で前日比20.25%高を付けている。

出典;CoinMarketCap

ビットコインをはじめ、主要アルトコインが軟調な推移を辿る中、ETCの高騰理由は、来月に予定されている主要ハードフォーク(新たな通貨を生み出さないアップグレード)だと見られる。

予定日の9月17日(EST)は。6月のコア開発者会議で決められた日程で、実施するブロック番号は「8,772,000」と指定されている。

控えているアップグレードは、「アトランティス」と名付けられており、Ethereum Classic Labsによれば、「アトランティス」は、イーサリアム(ETH)で以前実施されたアップグレード「ビザンチウム」のプロトコルを採用する。これにより、ETCとETH間での相互運用性が向上し、チェーン同士でのコラボレーションも可能になるという。

関連イーサリアムクラシックのロードマップ

CoinPostの注目記事

「仮想通貨イーサリアムクラシックは、冠を外した名称変更で時価総額上位になり得る」開発者が提案
イーサリアムクラシックの名称変更を開発者が提案した。あえて"イーサリアム"の名前を取り除くことで、ランキング上位になることも可能だという。統計的により高いリターンを生み出すティッカーの関係性とは。
仮想通貨「最重要ファンダ」予定表:ビットコイン、リップル(XRP)、イーサリアム、ネム等【8/20更新】
バイナンスが9月に、米国ユーザーのサービス停止を実施; Bakktが先物取引を開始するなどの重要イベント。仮想通貨市場価格に影響を与え得る最新情報を随時更新。
Share this Post